スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
スターウォーズシリーズのエピソード3です。
ダースベイダーが誕生するエピソードですね。
あれだけいたジェダイがエピソード4にはほとんど残っていませんでした。
このエピソード3で、どのようなことが起こるのか。
公開順で見るなら、このような視点で見ていく事になると思います。
もくじ
スター・ウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐
公開年 | 2005年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
脚本 | ジョージ・ルーカス |
制作 | リック・マッカラム |
出演 | ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクダーミド |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
あらすじ
グリーバス将軍に、パルパティーン最高議長が捕らえられてしまう。
パルパティーンの救出に向かうオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは、敵の旗艦インビジブル・ハンドに突入する。
そこで、ドゥークー伯爵と再度戦うことになり、アナキンはドゥークーの両腕を切り落とし勝利する。
パルパティーンはドゥークーに止めを刺せとアナキンを扇動し、アナキンはドゥークーの首をはねてしまう。
インビジブル・ハンドも墜落していき、その中で何とかオビ=ワン、アナキン、パルパティーンは無事生還する。
アナキンは生還すると、パドメの妊娠を知る。
しかしパドメが出産で苦しみ死亡する予知夢を見るようになり、かつて母を守り切れなかった後悔から、強い力を求めるようになる。
そんな中、ジェダイ評議会はパルパティーンを怪しみ、パルパティーンと親しい仲のアナキンをスパイとして情報を探ろうとする。
しかし、逆にアナキンは自身に対する処遇に不満を抱く様になってしまう。
そんなアナキンに、パルパティーンは、ジェダイ評議会がアナキンを軽くみていると同調し、ジェダイではできない、パドメの救う方法などを説いていく。
パルパティーンが、シスの暗黒卿ダース・シディアスであった。
アナキンは、メイス・ウィンドゥにその事実を報告する。
それを知ったウィンドウは、複数のジェダイナイトを連れ、パルパティーンの下へ向かう。
アナキンは、パドメを救う方法を知るパルパティーンのところへ駆けつける。
ウィンドウによりちょうどパルパティーンが追い詰められていた時であり、ウィンドウがパルパティーンにとどめを刺そうとした時に、アナキンがウィンドウの腕をライトセーバーで斬ってしまう。
それを見たパルパティーン(ダース・シディアス)は、ウィンドウに雷撃を与え、外に投げ出してしまう。
アナキンは、ダース・シディアスに忠誠を誓い、「ダース・ベイダー」の名を名乗るようになる。
ダース・シディアスの弟子となったアナキンはクローン・トルーパーを率いるようになる。
ジェダイ聖堂では、ジェダイの幼い訓練生を虐殺してしまう。
また、各星系で戦っていたジェダイ・マスター達もダース・シディアスが発した極秘命令「オーダー66」により、命を奪われることとなる。
この難を逃れたジェダイは、オビ=ワンと、ヨーダくらいの者であった。
親ジェダイ派の元老院議員ベイル・プレスター・オーガナの助けでコルサントに戻ったオビ=ワンとヨーダは、アナキンがシスとなりダークサイドに堕ちた事を知る。
アナキンは更に惑星ムスタファーでヌート・ガンレイら分離主義者の幹部を抹殺する。
ジェダイを糾弾して全権を掌握したパルパティーンは銀河帝国皇帝を名乗る。
アナキンを追ってムスタファーに到達したパドメだったが、アナキンと会話している中で、今までのアナキンとは違う事に気付く。
そこにパドメ艇に密航していたオビ=ワンが現れ、それを見たアナキンは、パドメが連れてきたと思い、パドメの首を絞める。
アナキンとオビ=ワンが遂に戦うことになる。
一方でコルサントではヨーダがパルパティーンに近づいていた。
ヨーダは、一騎打ちで勝負を挑むが、しくじりその場から身を隠すようにする。
ヨーダはベイル・オーガナの船で敗走する。
一方ムスタファーでは、オビ=ワンとアナキンの決着がつこうとしていた。
最後はオビ=ワンにより、両足と左腕を切り落とされるアナキン。
オビ=ワンは、溶岩の熱により倒れたアナキンの体に火が燃えうつる姿を見届け、倒れたパドメを連れてムスタファーを去る。
宇宙船の中でパドメは息子「ルーク」と娘の「レイア」を産むが、自身は息を引き取る。
左手と両足を斬られ火に包まれたアナキンはパルパティーンに救われる。
生命維持装置を取り付けダース・ベイダーとして暗黒卿の姿へと変貌する。
パドメの死を知ったダース・ベイダーは、その怒りをあらわにするが、その裏でその力を見つつダース・シディアスは微笑む。
その後、パルパティーンが「デス・スター」の建設作業を査察している横へ、ダース・ベイダーも現れ、並んで査察する。
そしてパドメの生んだ2人の子供だが、レイアはベイル・オーガナ、ルークはタトゥイーンのラーズ夫妻に引き取られることとなる。
オープニングクロール
遠い昔
はるかかなたの銀河系で・・・エピソードⅢ シスの復讐
戦争だ!
共和国を襲うシスの暗黒卿ドゥークー伯爵
双方に英雄が生まれ悪が世を支配した
ドロイド軍を率いるグリーバス将軍は_
共和国の首都を奇襲
パルパティーン最高議長を誘拐した
分離主義者のドロイド軍が_
人質を連れ出そうとする頃
2人のジェダイ騎士がその阻止に向かった
エピソード3の見どころ
エピソード4,5,6へつながる重要なエピソードとなります。
エピソード4,5,6で出て来た「ダース・ベイダー」の誕生するエピソードにもなり、エピソード1,2,3は、まさにアナキン・スカイウォーカーを軸に成り立ってきたストーリーであると言えますね。
そんな私が独断と偏見で選んだエピソード3の見どころは下記の通りです。
1.アナキンVSオビ=ワン
やはりエピソード3での最大の見せ場になるのではないでしょうかね。
エピソード4でも、年老いたオビ=ワンとダース・ベイダーの戦いはありますが、このエピソードでの戦いが一発目となったものです。
マスター・クワイ=ガンから、アナキンを育てる役割を担ったオビ=ワンですが、まさかの子弟対決になっていくわけですね。
2.ダース・シディアスVSヨーダ
動きの速いヨーダとダース・シディアスとの戦いですね。
こちらもこのエピソードの目玉の1つとなる戦いではないでしょうか。
シスとジェダイの最高峰同士の戦いです。
3.ダース・シディアスVSメイス・ウィンドウ
メイス・ウィンドウとダース・シディアスの戦いで、ウィンドウがダース・シディアスを追い詰めるかのように見える戦い。
ダース・シディアスにとどめを刺そうとした時に、アナキンがウィンドウの手を斬るのだが、ダース・シディアスはそこまで見抜いていたかのような行動。
このエピソードでは戦いが盛り沢山で、ドゥークー伯爵との戦いやグリーバス将軍との戦いもあります。
エピソード2であれほどの存在感を見せつけたドゥークー伯爵でしたが、今回割とあっさりやられてしまいます。
ドゥークー伯爵の存在感は好きで、お気に入りのキャラではあるのですが、上に記載した戦いの方が派手さもあるのでランクイン。
オーダー66
この「オーダー66」と言う、何ともはや、この一言で全てが成り立ってしまう不思議な呪文のようなものにも感じます。w
既に、画策されていたとできるし、エピソード2の時にその伏線を張っているのでどうとでもできましたね。
この「オーダー66」について考えてみたいと思います。
と、このオーダー66がここで活きてくるという事は、クローンの重要性が極めて高くなり、エピソード2のクローン発注の件は、このスターウォーズの根幹になる部分でもあるわけです。
クローンへの命令・指令は、具体的にどんなものだったのか?
これは、別名で「クローン・プロトコル66」と呼ばれるもの。
これは、エピソード2で出て来たクローン・トルーパーの脳内にチップが含まれており、銀河共和国の反逆とみなしてジェダイを抹殺すると言う最高機密がインプットされている。
先のエピソードで出てくるクローン戦争も、シスによる策略でできており、ジェダイ達はそれに気づかぬまま各地で戦ってきたことになる。
パルパティーンの正体がシス卿ダース・シディアスであることを知ったジェダイ・マスター(ウィンドウ達)が最高議長の逮捕に踏み切る。
パルパティーンはこの事件を口実に利用してジェダイ・オーダーに反逆者のレッテルを貼り、逆手にとって一気に銀河を掌握していく。
総括
エピソード4へ続く話であり、オビ=ワンとダース・ベイダーの因縁を知るには必要不可欠なエピソードですね。
その他、ヨーダをはじめ、ジェダイ騎士達が苦戦に陥り、ほとんどの騎士がやられてしまう。
その状況を作り出した「オーダー66」、一気に銀河帝国として力をつけていきます。
既にシナリオが出来上がっていたもので、後はいつ発動するのかを伺っていたもの。
その他、スターウォーズのエピソードについては、こちらに記載しています。