スターウォーズの一番最初に放映されたエピソードになります。
その為、映像も一番古いものになり、最近公開されているエピソードなどと比べると映像の差は出てしまいます。
ですが、ストーリーとしては、公開1作目という事もあり、よく練られたものと感じます。
もくじ
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
公開年 | 1978年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
脚本 | ジョージ・ルーカス |
制作 | ゲイリー・カーツ |
出演 | マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アレック・ギネス、ピーター・カッシング |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
あらすじ
平和だった銀河系は銀河帝国により支配されようとしていた。
そんな時、反乱軍が帝国が密かに作成している宇宙要塞の設計図を盗むことに成功する。
それを察知した帝国の皇帝ダース・シディアスは、部下のダース・ベイダーに設計図奪還を命令する。
反乱軍のレイア・オーガナ姫は惑星オルデランへ帰還の途上、帝国軍に捕まってしまう。
レイアは、捕らえられる直前にオビ=ワン・ケノービに助けを求めるメッセージと設計図をドロイドのR2-D2に預け、もう1体のドロイドC-3POと一緒に船から脱出させる。
R2-D2とC3POは砂漠の惑星タトゥイーンに着地するが、原住種族のジャワに捕獲されて売りに出されてしまう。
そこへ、農場の主人オーウェン・ラーズとルーク・スカイウォーカーが現れ2体のドロイドを購入する。
家に帰り、ドロイドを綺麗にしてると、R2-D2からレイアのメッセージ映像が映し出される。
R2-D2はこっそり抜け出し、オビ=ワンにそのメッセージを届けようとするが、後を追ったルークらと共にタスケンに襲われ、その辺りに住むベン・ケノービと言う老人に助けられる。
しかし、この老人がジェダイの騎士のオビ=ワンであった。
オビ=ワンはレイアのメッセージを受けて、惑星オルデランへ向かう為ルークを誘うが、ルークは叔父が許してくれないと一旦断る。
しかし、家に戻ろうとすると、帝国軍により、オーウェンは殺害され、家も燃やされてしまっていた。
タトゥイーンに留まる理由が無くなったルークは、オビ=ワンとオルデランへ行く事を決意する。
モス・アイズリー宇宙港で密輸商人のハン・ソロ、チューバッカと出会い、彼らの宇宙船であるミレニアム・ファルコン号でオルデランへ向かうこととなる。
しかし、一行がオルデランに到着した時には既に遅く破壊されており、オルデラン近くにあるデス・スターを衛星だと勘違いしていた一行は、トラクター・ビームによって捕まってしまう。
帝国に回収されてしまったファルコン号の中に、ルークたちはうまく隠れ、ストームトルーパーの服を奪いデス・スター内部に侵入する。
トラクター・ビームの電源を切る為に、オビ=ワンが向かいレイアを救う為に、ルーク、ハン・ソロ、チューバッカが向かう。
トラクター・ビームの電源を切ったオビ=ワンは戻ろうとするが、ダース・ベイダーと鉢合わせる。
ファルコン号へルーク、ハン・ソロ、チューバッカ、レイアが乗り込むのを確認し、オビ=ワンはライトセーバーを納める。
ダース・ベイダーはライトセーバーでオビ=ワンを刺すが、オビ=ワンの肉体は消滅し着衣だけが残る。
デス・スターの設計図より、デス・スターの弱点を発見した反乱軍は、その弱点を突くべく作戦を考え、デス・スターへの攻撃を開始する。
ルークもXウイングで出撃するが、味方はことごとくやられていく。
危険が迫る中、オビ=ワンの声が聞こえ、その声に従う。
ダース・ベイダーが迫りくる中、ハン・ソロ、チューバッカの乗るファルコン号が急遽現れ、ピンチを脱する。
ルークは、デス・スターの中心部に魚雷を命中させ、破壊することに成功する。
オープニングクロール
遠い昔
はるかかなたの銀河系で・・・エピソード4
「新たなる希望」
時は内乱のさなか
凶悪な銀河帝国の支配に_
反乱軍は秘密基地から奇襲を仕掛け_
帝国に対し初めて勝利を収めた
さらにその戦闘の合間に_
反乱軍のスパイは
帝国軍の究極兵器の設計を_
盗み出すことに成功
それは”デス・スター”と呼ばれ_
惑星をも粉々にするパワーを持つ_
宇宙要塞基地だった
凶悪な帝国軍に追われながら_
レイア姫は盗み出した設計図を手に_
故郷へと急いだ
人民を救い
銀河に自由を取り戻すために・・・
エピソード4の見どころ
スターウォーズシリーズで、一番最初に放映されたエピソードの個人的に思う見どころは、こちらですかね。
1.クライマックスのデス・スター破壊は見ててスカッとします
追い詰められる反乱軍が、圧倒的な戦力差がありながら果敢に攻める状況になります。
ルークのX-ウィングの操縦も、父親譲りと言う部分を表したかったのだろうという描写。
ダース・ベイダーがとどめを刺しにくるところで、ハン・ソロのナイスフォロー。
ハン・ソロの自由なところ、何だかんだおちゃらけたりもしますが、芯は強いところが好き。
最後のレイアに勲章をもらうシーンまでが、結構好きでした。
2.ベン・ケノービとの出会い
これは、エピソード1,2,3を見た後に、またエピソード4を見ると、あのオビ=ワンが、このベンなんだとよりよくわかります。感慨深い。
ベンに会いに行こうとするR2-D2が健気で良い。ロボットなのに・・・
それを追うルークとC3POは痛い目を見ますがw
3.ベン・ケノービVSダース・ベイダー
ベン(オビ=ワン)とダース・ベイダーが戦うシーンです。
こちらも、かつての子弟関係での戦いとなり、エピソード3からの第2戦となりますね。
戦いは初期の映画という事もあるか、派手ではないです。
番外.R2-D2とC3POがジャワに捕らえられルークと出会う場面
序盤でR2-D2とC3POがジャワに捕まり、売りに出されますが、そこでルークと出会うことになります。
こちら、アニメにもありますが、面白かったですね。
R2-D2は大好きで、フィギュアも持っています。
学生時代は、結構フィギュアも持っていたんですけど、一時お小遣いに困り売っちゃいましたが、R2-D2は残しましたね。
フォースって何
「フォース」と言うものが出てきますが、なかなかこのフォースと言うものが理解できない。
何となくわかるんだけど、何となくわからないと言うそんな概念。
これ、元々「理力」って聞いていた記憶だけがあるのですが、いつの間にかそんな表記無いんですよね。
余計にわからなくなってしまいましたが、要は超能力に似たもの。
フォースにもできる事がいろいろとあり、物を触れずに動かしたり、相手の心を読んだりできる。
このエピソードでも、ベン(オビ=ワン)がダース・ベイダーとの戦いの後に、霊体となり、ルークに声を届けるシーンがあるが、これもフォースの一環。
ガンダムのニュータイプにも似たような思いを抱いた時ありましたが、抽象的な物事はなかなか理解は難しい。
まるっとした感覚で理解することは、この事に限らず、世の中ところどころで出てきます。
総括
全スターウォーズ作品の一番最初に公開されたエピソードです。
既に凶悪な帝国が牛耳るところからの始まりです。
ジェダイはことごとくやられてしまった後の話から始まりサブタイトルの通り、新たなる希望が誕生します。
ハリソン・フォードも若くかっこいいですね。
映像こそ、やや古めになってしまいますが、内容は面白いです。
なお、エピソードⅤ、Ⅵについての記事も記載しているので、よろしかったらみてください。