IT/ICT

ノートPCのハードディスクをSSDに交換して速度を上げる。ディスクイメージで簡単入れ替え。

元々中古で1万円ちょっとで買ったノートPCですが、中のアプリもそれなりに抑えてきたので、割と長く使えてきました。

 

しかーし、ここ最近、ブログで記事の更新や画像の更新をする度に、ファイルの読み込みも書き込みも時間かかりまくり状態になってきてしまいました。。。

 

時に、少しやる気あって、ブログを書いているのに、中々読み込みが完了しない状態になったりする。

 

こんな事がちょこちょこ起こると、途中で面倒くさくなって更新しなくなると言う悪循環に入ります。

 

なので、WEBでSSD調べポチっちゃいました。。。

 

利用したことのあるメーカーで、今のディスクよりも容量もあり、値段も手ごろのもので調べたら・・・

 

今回は、crucial 2.5インチ内蔵SSD MX500 あたりが金額的にも無難かなと決めちゃいました。。。

 

 

もくじ

 

 

 

用意するもの(ディスク入れ替える前の前提)

1.バックアップしたいPC(今回Windows10を入れたノートPC)

 バックアップの対象となる為必須

 

2.外付けHDD

 これは、NASでも良いですし、接続できるサーバの空きスペースでも良いです。

 ただ、ネットワーク経由は更に時間もかかるので、USBの方が好みです。

 容量は、1.のPCで利用しているディスク容量は最低必要です。

 

 今回は、実際は200GBほど。新しいSSDは500GBほどでした。

 因みに、私が用意している外付けHDDは3TBです。(今回のような作業用にも使える)

 バックアップや臨時保管用などにも大容量の外付けHDDは持っておいた方が良いと思います。

 本当にPCなどの機器故障は突然やってくるので、備えあれば憂いなしではないですが、定期的にでもバックアップはお薦めいたします。

 

 

3.CD/DVDドライブ

 これは、今回のやり方がTrueImageのブートディスクを用いた方法で実施しているためです。

 1.のPCにバックアップソフトを入れて、リカバリもそのPCからリカバリすることもできますが、
 今回は、その1.のPCが壊れてしまった場合でも、リカバリできる意味もこめて、ブートディスク利用にしてます。

 

 

4.新しく入れ替えるSSD

 変更したいので必須ですね。

crucial 2.5インチ内蔵SSD MX500 を今回は用意しています。

 

 

5.バックアップソフト

 これは今回はAcronis TrueImage 2020 (1 Computer)と言うソフトで実施しました。

 と言うより、私は個人ではバックアップソフトの利用はこの製品を扱っています。

ポイント

SE歴18年の私が、バックアップ/リストア関連において、確実にその時点の状態に戻したい場合、「TrueImage」を利用すれば間違いないと言う結論に至りました。

試行錯誤すれば、どうにか戻すこともできると思いますが、その検証やトライアルにあてる時間もそれなりに馬鹿にならないので、その中から確実なソフトを調べた結果、このTrueImageと言う判断になりました。

 その他、フリーソフトでもクローンバックアップありますので、念のため紹介はしておきます。

 

 

 

 

ディスク入れ替え手順

1.イメージバックアップ取得

 確実に利用したい時点にてバックアップを取得します。

 

バックアップの手順は、以下の通り。

 

1-1.ブートディスクから起動し、対象のディスクを選択する。

 

1-2.ターゲットの選択は、「新規バックアップアーカイブ」を選択します。

「バックアップの保存先」にある「参照」ボタンをクリックします。

 

1-3.バックアップを取得する場所を決定します。

ここでは、外付けHDDの中の、「マイ バックアップ」フォルダを指定します。

 

1-4.バックアップを取得する上で、バックアップのファイル名を決定します。

ここでは、「MyBackup.tib」としています。

 

1-5.ターゲットの選択、バックアップの保存先が決定したら、「次へ」をクリックします。

 

1-6.バックアップの確認画面が出てきます。

「オプション」をクリックします。

 

1-7.バックアップの種類を「完全」にチェックし「実行」をクリックします。

 

1-8.バックアップが開始されますので、完了するまでお待ちください。

 

 

 

因みに、HDDのイメージ取得、クローン作成などする上で、ディスク 2 USB があると便利です。

ディスクへの電力も必要になる時もあるかもしれないので、お薦めはこちらあたりですかね。

今あるディスクから、新しいディスクに入れ替えたい場合には便利です。

 

 

※ただし、今回は既に実績もある為、強引に最初から空のディスクを入れる方法でやっています。

 

イメージバックアップは
フリーソフトでもイメージ取得できるツールがあるので、参考で乗せておきます。

ですが、あえて、TrueImageを紹介させていただきます。

 

という事で、今回もこのソフトを利用しています。

私個人の中で、信頼と実績を作ってくれたソフトですね。w

 

確実で、安心できるので、私はこれを使い続けています。

 

 

2.SSD入れ替え

2-1.既存HDDの格納先と取り外しネジ確認

 

2-2.バッテリーを取り外す

 

2-3.ディスクカバー取り出し(ネジ2つ)HDD取り外し&SSD取り付け

  

まずは、ディスクを取り外し(重てぇ)、SSD(軽い~)を同様に差し直して封印!w

今回のノートPCは、ディスク用の差し込みがあるタイプだったのでメチャクチャ楽でした。

以前のタイプは、精密機器を慎重にバラす必要があったのですが、最近はこの辺の拡張も親切に対応してくれていますね。

 

 

 

CDブートによるリストアで実施しました。

先日取ったバックアップファイルを指定して、新しいSSDにリカバリ。

画面では後6分とか7分とか言いつつ、結局2時間くらいかかったかな。w

 

3.リカバリ

3-1.TrueImageをCDブートで起動

True Imageをクリックします。

 

3-2.リカバリするをクリック

 

3-3.バックアップファイルを選択する

ディスクまたはパーティション全体をリカバリするを選択し「次へ」をクリックします。

  

 

3-4.リカバリ元を選択します

ディスク全体にチェック(ここではディスク2)し、「次へ」をクリックします。

 

3-5.ディスクの復元先を指定

ここでは、ディスク2が、SSDになる為、ディスク2を選択。

なお、ディスク シグネチャをリカバリにチェックを入れます。

 

3-6.復元対象

変更せずにパーティションをコピーをチェックし、「次へ」をクリックします。

 

3-7.リカバリ確認画面

確認できたら「実行」をクリックします。

 

3-8.リカバリ完了するまで待ちます。

(6、7分と表示されますが、1時間ほどかかりました。)

 

 

3-9.リカバリ完了

 

 

結果まとめ

まあ、でも完了し、再起動してみる。

無事、何事も無く起動。

少し、速くね?と既に感覚でわかります。

ベンチマークツールで、計ってみる。

計測結果は、こちら。

大分速くなりました。

面倒くさがらず、もっと早くやっておけばよかったんですけどね。。。

 

大分、使えるPCとして戻ってきてくれたようだ・・・

今回、自分の利用しているPCが遅くなってきて、それもどうやらHDDが原因で動作が遅くなっているという事であれば、SSD交換の検討をしてみるのはよいかもしれません。

私の今回SSDへ交換した機種は、PanasonicのLet's note CF-N10 と言う大分古いPCですね。
昔から、Let's noteシリーズが好きで利用しています。

ノートPCの中身は今回のようにハードディスクを交換しやすいようにしてくれているタイプもありますが、開けてびっくり、精密機器を取り外しながら慎重に実施しないといけないケースもあります。

中の配線を忘れてしまったりすると、面倒なことに陥るので注意してください。

 

 

なお、ハードディスクから、目的のデータをサルベージする方法については、下記の記事を参考にしてみてください。

まあ、そうならないように、ちゃんとバックアップを取得することをお薦めします。

データサルベージについて

 

 

-IT/ICT