という事もあり、思い入れのある作品なんです。
当時は、正直全然よくわからなかった。
父親の好みで勝手に連れていかされたのですが、当時の私はまだ小学生低学年。
- 何か黒い怖い人がいるじゃん。
- 宇宙人ばっかで気持ち悪い。
- 緑と赤の蛍光灯みたいなのかっこいい。
と言った印象しか残って無かったですw。
ひたすらおかしを食べまくってた感じですかね。
しかも、当時、映画館は喫煙者もOKだったような。。。
メチャクチャ煙たかったような朧げな記憶があります。
それからしばらくして、映画をあれこれ見るようになり、再びスターウォーズを見た時には、当時のイメージと違う感覚で見る事ができました。
スターウォーズは、元々『黒い怖い人』の印象が強かったのですが、それだけのものでは無かったですね。w
という事で、スターウォーズについても、記事にしてみました。
まずは、エピソード6 です。
スターウォーズ ジェダイの帰還
映画情報
公開年 | 1983年 |
監督 | リチャード・マーカンド |
脚本 | ローレンス・カスダン、ジョージ・ルーカス |
原案 | ジョージ・ルーカス |
出演 | マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
あらすじ
ルークとレイア、ランドーは、タトゥイーンにあるジャバ・ザ・ハットの下へ向かう。
ジャバ・ザ・ハットの下で、捕らわれの身となっていたハン・ソロを助け出すことに成功する。
その後、ルークはダゴバへ向かい、マスターヨーダの修行を終えようとしていた。
ヨーダは、ルークに対して、ジェダイナイトとして技術的なことはすべて習得した事を告げる。
ただ、最後の試練として、ダースベイダーとの戦いは不可避であるということ。
間もなくして、ヨーダは老衰の為息を引き取り、この世から去る。
霊体(※1)として現れたオビ・ワンから、ダースベイダーは、父アナキン・スカイウォーカーであることを知らされる。
また、レイアがルークの双子の妹である事実を知らされる。
その頃、帝国はエンドアの軌道上に破壊されたデス・スターの強化版の建造を進めていた。
その情報を手に入れたレジスタンスは、作戦を立てる。
ランドーがデス・スターへの攻撃を志願する。ハン・ソロがランドーに愛機ファルコン号を貸し与える。
ルーク、レイア、ハン・ソロ、チューバッカは、デス・スターを守るシールドの破壊をする為に、エンドアへ向かう。
エンドアの森の中で、ルークたちはイウォーク族と出会い協力を得ることになる。
ルークは、ダース・ベイダーの存在を感じとり、帝国軍に向かい、ダース・ベイダーと対面する。
ダース・べイダーは、ルークを皇帝の下へ連れていく。
レジスタンスは帝国軍へ攻撃を仕掛けるが、全て皇帝はお見通しであり、苦戦することとなる。
レイア、ハン・ソロ、チューバッカたちも、イウォーク族と共に戦いを始める。
ランドーは、エンドアに向かったルークやハン・ソロたちがシールドを破壊してくれることを信じながら、帝国軍と我慢しながら戦うこととなる。
エンドアでシールドの破壊に成功し、ランドーたちの部隊が、デス・スター内部へ入っていく。
ルークと戦っているダース・べイダーは戦いながら、レイアを暗黒面に引き込むと言い、ルークは怒り狂う。
怒りに任せたルークは、ダース・ベイダーの右腕を切り落とす。
それを見て、皇帝はルークを褒め、ダース・ベイダーにとどめを刺すよう指示するが、ルークはライトセーバーを投げ捨て拒否する。
皇帝は、ルークに対して、稲妻のような放電で、ルークを苦しめる。
ルークが助けを求めると、ダース・ベイダーがそれを見て、皇帝を要塞の下へ放り投げてしまう。
しかし、皇帝の稲妻を受けたダース・ベイダーは、生命維持装置が壊れ、虫の息となったダース・ベイダーは、マスクを外して素顔をルークの前で見せ、命をひきとる。
ランドーたちがデス・スターの中心部の破壊に成功する。
その光景をエンドアから見ながらハン・ソロとレイアは、安堵し寄り添い合う。
イウォーク族の村に集まったレジスタンスが祝賀会にルークも合流し喜び合う。
霊体(※2)となったオビ・ワン、ヨーダ、アナキンが見守る。
※1 霊体のようなものですが、実はこれ、エピソード1に出てくるマスター クワイ・ガン・ジンがあみだしたフォースの力のようです。
※2 エピソード3が公開後、アナキンも追加された。
オープニングクロール
スターウォーズの定番のオープニングロールからの開始。
これが好きなんです。
必ず、宇宙の星空を映してからのスクロールで始まるのもこだわりですね。
遠い昔
はるかかなたの銀河系で・・・エピソード6
「ジェダイの帰還」ルーク・スカイウォーカーは_
卑劣な悪党 ジャバ・ザ・ハットから_
友であるハン・ソロをすくうため_
故郷の星タトゥイーンへと戻っただがルークの知らぬ間に銀河帝国軍は_
あの恐怖の宇宙要塞デス・スターを_
はるかに強力な装備で密かに再建中だったこの新たな最終兵器が完成すれば_
銀河系の自由を求めて戦う反乱軍は_
ひとたまりもなく壊滅してしまうだろう・・・
昔の記憶『黒い怖い人』
先にも記載してますが、私のダース・ベイダーの最初の印象、記憶は『黒い怖い人』でした。
当時、ロクに映画もわかるはずもなく、ただお菓子を食べる為だけに連れていってもらったようなもんです。
途中に出てくるロボットなどは、確かに興味が湧いた記憶があります。
まあ、それが、後に理解するR2-D2だったりするのですが。
それはさておき、ダース・ベイダーの話に戻すと、超能力のようなもので窒息させたり、妙な呼吸音がするし、子供からしたらまあ怖いですよね。
今となっては、ストーリーも通して理解できる為、かっこよくすらあるのですが、当時の私にはそれなりに不気味で強烈な印象だったんです。
エピソード6の見どころ
そして、私が、このエピソード6の中でも特にお気に入りの場面が、下記の3つのシーンです。
1.ジャバ・ザ・ハットとの戦い
ハン・ソロを助ける為に、ルーク、レイア、ランドーは、ジャバ・ザ・ハットの砦に向かう。
チューバッカを捕らえたふりから近づくが、捕まってしまう。
ジャバ・ザ・ハットは、この時、サルラックの口の中に落とそうと処刑を考えるが、その後、R2-D2がルークにライトセーバーを投げ、それを受け取り、乱戦となっていく。
このサルラックの中に、ボバ・フェットは落ちていく。
うんちく
この時、ボバ・フェットはサルラックに飲み込まれたが、身にまとう鎧のおかげで溶かされずに済み、
後に這いあがると言う。。。
※サルラックは、スターウォーズ上、何百年と言う月日をかけて消化する生き物。
2.イウォーク族の戦い方
エンドアで出会うイウォーク族とストーム・トゥルーパーの戦いがなかなか面白い。
最初は、ちょっと稚拙な戦い方で蹴散らされるのだが、徐々に頭を使い出し、反撃をしていく。
最初はただかわいいだけのオマヌケキャラのように見えるのですが、意外とやるなコイツらみたいに変わっていくんですよね。w
3.ルークVSダース・ベイダー
皇帝ダース・シディアスの前で実の父親との戦いが始まる。
一度、前作で戦い、ルークは片腕を失うが、今回はダース・ベイダーが失う。
怒りに任せ、ルークはダース・ベイダーに勝つのだが、その後、ダース・シディアスに殺されそうになるところを父親ダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)から助けられる事となる。
総括
スターウォーズについても、全シリーズ記事にしていくつもりですが、シリーズの中でも一番思い入れもあり、且つ一番お気に入りの作品がエピソード6です。
なので、一番最初に記事にしてみました。
私にとってはダース・ベイダーの存在が、スターウォーズで欠かせないものと思っています。
結構、アメコミなどでも、映画では語られない内容などもある為、そんな補足情報やうんちくなど
合わせて記載していければと思います。
昔に見た時と違い、新たにEP1~3も公開され、内容を見ていくと、アナキン・スカイウォーカーの見方がどんどん変わって行きましたね。
子供の頃のイメージでは、「黒い怖い人」でその後も、「どうやら悪に染まってしまった人」、「精神的に弱い人」なんて、勝手にイメージが先行してたりもしました。
それが、正義の心を持つジェダイに、倒されると言う。
でも、歳を重ねて、見えて来たのはそうじゃなかったんですよね。
もちろん、映画の作品ではありますが、「アナキン・スカイウォーカー」は、本当にパドメの事を愛していたが故に、ダークサイドに堕ちてしまったのだと。
そう思うと、愛深い故に悪に染まると言う、切ない状況になっています。
最後の最後に、息子を助けるところも、優しい心の一面を覗かせる。
ジェダイの中で、クワイ=ガン・ジンがお気に入りとは言いつつも、個人的には、ダークサイドに堕ちてしまったアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)が、総じて一番好きなキャラクターかもしれません。
あの「黒い怖い人」が、歳を重ねて見ると、「愛深い切ない人」と言った感じに変わっていました。
因みに、私が好きな映画をランキング形式でまとめてみました。
ご興味ありましたら、こちらのページを参照してください。