いきなりですけど。。。今回は、下記のような経験を持っている方向けの記事です。
または、
これは、私の経験でもあるのですが、必死に作成した資料やソースコードを失って、やる気を失った経験があります。
以前にPCに入れていた過去の写真を(二度と戻らない)失ってしまったことがあります。
大小いろいろありますが、パソコンの急な故障に備えるにはどうしたら良いか?と言う記事になります。
もくじ
1.パソコンが壊れてしまったら
パソコンが壊れると言ってもいろいろな故障がありますね。
ノートPCなどでは、持ち運び途中に落として破損してしまったり、使っていたらHWの故障でいきなり起動しなくなったり、ウィルスやランサムウェアなどに感染してファイルが開けなくなったり、壊れたりといろいろな壊れ方があると思います。
そんな時、サポートに連絡して機器を交換してもらって、新しいものを手に入れることもあるかもしれません。
個人では、パーツだけ変えて復旧することもできる場合はあるでしょう。
ただし、データはどのようになるか。
HWは治っても、データは勝手に戻りません。
サポートもデータの復元までは保証してくれません。
ここで注意したいのは、破損したHWを治すことが最重要なのか、データ復旧が最重要なのか、この点は個人で把握しておいた方が良いです。
データ復旧、サルベージを行わなくてはならない場合、下手にディスクの中の情報を変更してしまうと戻せなくなってしまうことにつながります。
ハードディスクのセクタ単位でリカバリを実施し、1つの最重要ファイルだけを救うなど、場合によってはそのようなことも人によってはあると思うのです。
(今回の記事はサルベージでは無く、お奨めバックアップについて)
故障って、急にやってくるものです。
パソコンの壊れ方いろいろ
・物理的に壊れる
パソコンの中身(マザーボードやCPU、メモリ、HDDやSSDなど)が壊れる
ノートPCなどであれば、持ち歩いて落として破損させてしまったとか、コーヒーをパソコンの上にこぼしてしまったとか、自分の不都合で壊してしまうこともあると思います。
・論理的に壊れる
パソコンのハード的には問題は無いけど、データが壊れるなどです。
ファイルが壊れて開けない。
OSが起動しない。
ディスクの故障で、部分的に読み込めなくなった為にOSが起動しなくなったり、ウィルスに感染してしまって、起動に必要なファイルが破損してしまったりと言ったケースです。
どうしたらいいか?
それは、壊れ方にも対応が変わってきます。
単純にハードの故障部分を交換しても、データが戻るかどうかはわかりません。
ディスクが物理的に壊れてしまって、そもそもディスクをOSが認識してくれないと言ったこともあり得ます。
ディスクのファイルシステムをどのようにしておくべきかなど、壊れてから知ることもあります。
今でこそ、その知識もある程度身に付きましたが、昔の社会人になるくらいの年では、そのあたりは理解していませんでした。
では、どのようにして、データを守るべきなのでしょうか?
答えは、バックアップを取得すると言うことです。
本当に必要なデータであれば、パソコンのディスク内に1つだけと言う状態はかなりリスクが高い。
パソコンの故障は、急に起こるものなので、本当に重要なデータであれば備えは必要です。
2.バックアップの重要性
バックアップも、個人によって大事なデータは違うと思います。
また、OSやアプリケーションを入れ替える手間などもあったりしますよね。
私は、OSからデータまで丸ごとイメージでバックアップを行うことをお勧めしてます。
OSからインストールして、アプリを入れなおして、データを入れてとなると非常に時間も手間も必要になります。
また、ソフト(CD-ROMやDVD)がすぐに見つからないとか、シリアルキーが見つからないとか起こると尚更です。
インターネットへの接続情報なども必要になりますよね。
イメージバックアップを取得しておけば、そのバックアップを取得したところまでは戻すことが可能です。
定期的にフルバックアップを取っておくことをお勧めします。
3.バックアップの種類について
バックアップについても、いくつか種類があります。
まずは基本的な下記の方法だけでも知っておいて損はないと思うので記載します。
・フルバックアップ
文字通りフルバックアップ。完全のバックアップです。
バックアップを取得した時点に戻すことが可能になり、下の増分、差分の大元にもなる大事なバックアップです。
フルバックアップは必須です。
・増分バックアップ
フルバックアップを取得した後に、増加された分だけをバックアップしていきます。
フルバックアップ
フルバックアップ+追加分1
フルバックアップ+追加分1+追加分2
フルバックアップ+追加分1+追加分2+追加分3
のように、フルバックアップ後は、最新の追加分だけを取得するようになります。
ただし、リストア時には全ての追加分が必要になります。
バックアップお奨めソフト
最新のTrueImageで良いと思います。
私の購入したVerは過去のものですが、全然問題無くWindows10でも使えています。
LinuxでもMACでも実績有りです。
バックアップさえ取得してしまえば、HWが正常な状態であれば必ず戻せます。
もしHWが壊れているのであれば、その故障部分を直した上で、バックアップデータからリストアを行えば直ります。
容量が大きくなるとそれなりにバックアップの時間もかかりますが、丸ごと戻せるので、手間はかかりません。
私の場合は、定期的に、フルバックアップのみを取得し、重要なデータなどは、定期的に違うPCなどにコピーしています。
写真なども、定期的に大容量のディスクにコピーして同期をとるようにしています。
5.用意しておくべきもの(備え)
あくまで個人レベルでのバックアップと言うことで、個人的なやり方を参考として記事にしています。
クラウドサービスに全てデータをアップして、容量が足りなくなったら増量してと言うことは個人的にはやっていません。
(個人的には、ランニングコストをいかに抑えるかを重要視しているので)
最近は、クラウド領域を容量付でバックアップ先の提供をしているサービスも出てきています。
しかし、容量は無限ではありません。必要最低限のバックアップを行い、その他大容量が必要な場合は安価な外付けディスクが良いと個人的には思います。
なので、利便性などを気にすると、クラウドと言うことが最適解にもなり得ますが、あくまでランニングコストはバックアップの為にかけないことを前提に組み立ててます。
前以てお断りしておくと、違う方法、違う製品が良いと言う方もいるかもしれませんが、あくまで私が好んでやっている方法ですので、ご了承願います。
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OSに関しては、Windowsを利用した環境です。
Linuxにしても、MAC OSにしても、バックアップソフトとして利用できますが、今回はあくまでWindows向けに記載しています。
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用意する物は2つです。
1.外付け用のHDD
こちらは、USB接続できる容量の多いHDDをお奨めします。
基本的には、バックアップして、そのまま保存しておくものです。
いざと言う時に、リカバリできるように持っておくディスクで、いわば保険のようなものです。
最近では、動画なども簡単に取り扱いできるようになってきているので、容量はとのかく大きい方が良いと思います。3TB~5TBくらいので外付けHDDがあれば、私の環境では十分だと思っています。
この辺の物で全然良いと思ってます。安価なもので。。。
例えば、
例えば、
2.バックアップ・リカバリ用のソフト
こちらは、Acronis True Image と言う製品を推しています。
理由は、今まで成功したバックアップデータを所持していて、そのデータを元に復元できなかったことが無いからです。
私は、絶大な信頼をよせております。。。
なぜ外付けHDDなのか
これは、ウィルス感染やスパイウェア感染などが起きるリスクもあることから、通常利用とは切り離したバックアップをすることが大事だと考えています。
最近では、ランサムウェアなどの感染が多くなってきていますが、いくら注意していても、もしかするとうっかりで感染してしまうことはあるかもしれません。
外付けHDDであれば、バックアップしたい時につなげ、取得した後は大事にとっておけば良いだけです。
なぜ Acronis TrueImageなのか
こちらは、WindowsでもLinuxでもMACでも、バックアップ・リカバリに成功した実績があります。
正しく使えば、元通りに戻せます。
何より、ディスクのイメージ毎戻すことができるのが何よりの強みになります。
OS XのTime Machine などもあり、どちらかと言うとクラウド頼みのところがあるので。。。
(個人的にはサブスクでのランニングコストを抑えたい派なので)
バックアップを取得した時点の状態に、HDDの構成をイメージから復元できるのです。
(ファイル単位でのリカバリも可能です。)
Windows用であればWindows用のセットアップが用意されており、インストールしたアプリケーションからバックアップ・リカバリは行えます。
しかし、TrueImageのBoot Diskと言うものを作成しておけば、このBoot Diskを起動させて、バックアップファイルを指定して復元が可能です。
OS自体が起動しなくなってしまったと言った時にも、Boot Diskから起動してリカバリを行えます。
HDDが壊れてしまいOSが起動しなくなってしまった場合は、HDDを新しく入れ替え、イメージから復旧させることでOKです。
HDDからSSDへ変更したい場合にも使えたりするので非常に便利ですよ。
TrueImageの使い方についてはこちらに書きました。
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