コロナ禍の影響も有り、将来的にも不安を持つ方は多いと思ったので、自分が提供できることは記事にしていこうと考えました。
私がIT業界で働いていることもあり、この業界向けの話になってしまいますが、同じ業界で働いている方、もしくは目指している方に、少しでも参考にしていただければと思います。
もくじ
私の簡単な紹介
まず、私についてですが、超簡単に紹介します。
結構、ボヤかしていますが気にしないでください。
私について
40代半ば過ぎの2児のパパ。
IT関連の仕事をしています。
就職氷河期に大学卒業していて、現職は3社目になります。
現職には、何だかんだ10数年いますが、中途採用組です。
そもそも、就職氷河期の就職活動が悲惨で疲れましたからね。。。
本当に優秀な人か、ためらいもなくコネを使う人以外は、本当に厳しかったと思いますよ。。。
当時、有名企業でも、業界によっては採用ゼロの企業も多かったです。
同世代の方、苦労された方たくさんいると思います。。。
転職活動をやる前に
おそらく転職活動をする方は、コネクションを利用して転職する方以外は、実施する内容だと思います。
まずは、転職の本気度と言うか、転職の実現度がどのくらいかを知る必要があるかと思います。
何が何でも今の現職を辞め別の会社に行きたいと言うのか、現職より良い条件があったら転職するのか、状況によって大分違うと思います。
自社内で異動することが可能かもしれないし、別のグループ会社へ出向なども環境によってはあり得ると思うので、可能性のあることは、まず考え、動いてみることをお薦めいたします。
確認次第では、そもそも、転職自体が不要になる人も中にはいると思うので。
まだ若いうちならば、別の業界でさえやり直しはきくと思いますが、40を超え、家もあり、家族もいて、子供が学校に通っていると言った家庭であれば、そうは簡単にホイホイと即決できる内容でもないですからね。
最近、大手企業でも早期退職の話や、45歳定年説なども話題で取り上げられたりしてますね。
大企業でも安泰ではなく、それこそ中小企業などであれば尚更厳しくなることも想定されます。
でも、これも簡単に言うけど、そんな生易しい話では無いんですけどね。
転職活動でやったこと
ポイント
1.転職サイトや転職エージェントへの登録
2.職務経歴書、履歴書の作成 or 更新
3.転職理由と自己紹介を整理
当たり前と言えば、当たり前の行動かと思いますが、どのようなサービスを利用したかは参考になると思います。
1.転職サイトや転職エージェントへの登録
IT業界、40代半ばの私が、活用した転職サイト、転職エージェントを紹介します。
1.enジャパン ミドル
2.DODA
3.BizReach
4.iX
40代半ばと言う年齢で、登録するのは上記の4サイトで良いと思いました。
1は、個人的に、検索から好みで会社を探し、気に入った会社があれば、自分からアポを取る感じで使ってました。
普段、何気なく時間ある時に見てみると言った感じで使っていました。
2,3,4は、登録すると、いろいろなエージェントから声がかかります。
そこから、会社の紹介なども含め、連絡をしてきてくれるので、自分が良いと思った方と話を進めていきました。
個人的には、40代半ばと言う条件もありますが、DODAが一番情報を提供してくれたと思います。
また、DODAのキャリアカウンセリングと言うサービスが非常に丁寧でした。
私の興味ある企業の紹介も結構ピンポイントで把握していただけるようにもなり満足しています。
個人的には、3と4は似たようなサービスなので、どちらかでも良いように思いました。
5社中4社のエージェントの方は、「40代半ば」でも十分会社はあるとのことでした。
まずは、それだけあるのかと少し安心はしたのも束の間、自分が働きたいと思う会社はまた別なんですよね。
求人は確かにあるにはあるが、人それぞれ望む条件ってあるわけなので、そう考えると個人的には希望に沿う会社は十分に無いと思った方が良いと感じました。
逆に、エージェントの1社は、私の現職を知ってか、すぐに会社を辞めたいという事で無いのであれば、現職にいるべきだとはっきり言ってくれました。
この発言は、逆に、私にとってはインパクトもあり、そして冷静にさせてくれたと思っています。
この時期に、無理してリスクを増やす事は無いと言うことだと思います。
はっきり言ってくれることで信頼感も増しましたね。
重要なのは、自分の年齢で活動することを、エージェントに認識してもらうこと。
そんなに甘くはないんだと言うのは噛み締めて挑まないと。
30代までとは絶対に違う壁があります。
まあ、でも、客観的にみて、このようなスキルがあるから売り込める、このような経験を持ち活かせると思うから売り込めるわけで、そこにニーズが無さそうなら、難しいというだけの話です。
技術的に、割とレアなスキルを持っているとニーズはあるでしょうが、替えが利きやすいスキルの場合、それが通用するのは若いうちだけだと思っておいた方がよいと思います。
このスキルは、必ずどの会社でも重宝されるだろうなということを考えると、何となく見えてきますね。
それを大事に育てればよいと思っています。。。
2.職務経歴書、履歴書の作成 or 更新
職務経歴書と履歴書については、どの転職エージェントに登録しても、フォーマットが用意されているところがほとんどです。
個人的には、自分の書いてきた職務経歴書がDODAの用意しているフォーマットに一番近かったこともあり、DODAフォーマットを更新していきました。
職務経歴書は、自分の行ってきた業務を棚卸する意味で、定期的に見直しをかけるのが良いと思います。
私も数年間アップしておりませんでしたが、新たにアピールできるポイントも増えており、見つめなおす良い機会になりました。
会社などでもMBOなど記載していると思います。
それらも併せて、まとめていくと自分の経験、失敗談など思い出しながら頭に入ってくるので、良いと思います。
いざ、転職活動をすると言った時に、経歴を多少追加することで良いように、定期的にメンテナンスしておくべきだと思いました。
ただし、私の書類通過率は、今回12社中2社でしたので、もう少し良い書き方があるのか、それとも単純に、年齢の割にそこまでスキルを積んでいないと判断されたのか、もう少し個人的に調べてみる必要があると思っています。
エージェントの方が言うには、40代半ばの人が転職活動にて書類選考で通過するのに、10社に応募して1社通れば良い方との事です。(目安)
そう考えると、今回12社応募して、2社書類選考通過したので、確かにその通りなのかなと思いました。
とは言え、自分が行きたい会社、興味を抱いた会社ばかりがあるわけでは無いので、書類で門前払いは厳しいところもありますね。。。
何社かは、是非、話をしてみたかった想いが強かったので、がっかりでした。。。
自分の力が無いと言えばそれまでかもしれませんが、しかし厳しいことはよくわかりました。
3.転職理由と自己紹介を整理
書類選考を通過したら、次は面接です。
今回、2社書類選考を通過し、面接を2社受けました。
コロナ禍という事もあり、2社ともZoomによるオンライン面接でした。
その2社から、同じ質問を受けました。
想定通りの絶対聞かれる質問だと思いますが、この2つの質問への回答は必ず準備していってください。
1.簡単に自己紹介してください。
2.転職する理由を教えてください。
自己紹介については、簡単に箇条書きで良いので得意分野や好きな事、苦手分野や嫌いな事、いつでも言えるように書いておくのが良いと思いました。
転職理由は、特に練りに練って、ストーリーだてて語れるようにした方が良いです。
更には、この会社で、このような事を手がけてみたい、描いてみたいという事を矛盾なく言えると、説得力が増すと思います。
会社によって、やっている事業内容も違うし、様々ではありますが、逆に自分の行える事がその事業の部分まで語れると良いと思っています。
自分が面接官の立場であっても、必ず聞くであろう質問ですね。w
他の質問は、やはり経験の深堀であったり、業務の細かな内容について聞いてこられました。
結果的に、書類選考を通った2社と面接をさせていただき、その2社とも内定をいただけたので、おそらく自分が納得したやり方に間違いはないのではないかと思っています。
因みに、この2社の経験では、共に2次面接が最終面接となりましたが、1次面接(現場の部長、リーダークラス)で既に内定は決まっていたかのような印象を受けました。
なので、1次面接が最重要である!と、個人的には思っています。
2.転職活動をしてみた理由
私が、今回転職活動を行った理由は、大きくは下記の理由が挙げられます。
1.転職市場を理解したかった(コロナ禍、業界、年齢など)
コロナ禍で経済不況の中、企業は採用するのだろうか。
飲食店や百貨店、レジャー関連の業界は大打撃を受けているが、IT業界はどのような感じだろうか。
自分の年齢での転職は、そもそも募集枠がどれくらいあるのだろうか。
などなど、情報をまず集めたいと思いました。
2.自分の所属する会社以外の世界での評価を単純に知りたかった
自分が単純に転職活動をした際に、別の会社ではどのような人材を求めているのか。
どんなスキルを求められているのか。
自分の培ってきた経験やスキルは、他社で使えるのか。太刀打ちできるのか。
自社以外の自分の評価はいかがなものかは気になった。
3.現職を超える魅力の会社があったら応募してみたい
これも、なかなか、何を以て自社より良いのか悪いのか、判断が難しいところです。
なので、自分の基準を設けて、その基準を突破したら、転職するなど考える必要があると思いました。
例えば、年収を100万以上アップできたら転職する。とか、現状ではできないけど、次の会社ではできる。など。
転職を考える時って、大きく下記の2つかと思う。
・自分のキャリアを更に伸ばしたい。(年収上げたい、役職付けたいなど含む)
・現職にいずらい(人間関係が良くない、体調不良・鬱など)
ポジティブ的な観点での転職と、ネガティブ的な観点での転職。
どちらももちろん有りですけど、前者は比較的気持ちに余裕がある分、じっくりやった方が良いと思うし、後者はの場合であれば、まずは健康状態を優先すべきなのかなと個人的には思う。
総括
まず、自分の年齢が決して若いものではないので、そもそも自分の年齢での採用があるのかどうか、
コロナの影響がある中で、業界、職種も含めて確認したかった。
それを知る為には、まずは転職サイトで確認できること、プロの方に直接疑問を聞けることが近道だと思うので、情報を得る為に必要なことだと思います。
2021年2月から動いて、3月末までに内定を2社いただけました。
こんな感じで来るんですね。。。
(役職やら金額が書いてあるので、ちょっとボカしますが。証拠やエビデンスは付けないとですね)
内定までいただくことができましたが、個人的には今回は見送る方向で結論付けしました。
先にも述べましたが、自分の中で1つの基準を明確にして、その基準を突破した場合に考えるようにしたいと思います。
それなりに転職活動もパワー使うので、興味ある会社などが見つかったタイミングで応募してみるのも良いと思います。
また、周りの市場リサーチも、適度に行い把握しておく方が良いし、求められているスキルなども注目していきながらカバーするのも良いと思います。
こればっかりは本当にタイミングだと思うし、自分が売り込める領域で採用側の「空き」があるか無いかが大きく影響するわけですからね。
しばらくして、アップデート情報があれば、また記事にしていきたいと思います。
最後に余談ですが、
IT業界での転職市場において、やたら下記のキーワードが目立ちました。
「AI」、「IoT」、「DX」、「自動化」
これらは、確かに流行りのキーワードです。
ですが、先端を走る企業ですら、こうやるべきものなんて無く手探り状態です。
会社によっても、業界によっても、形を変えていくものだと思っているし、あたかも得意だと豪語できる人材なんてそんなにいないと思っています。
この流行りのキーワードで、細かい定義も無いまま、丸投げしようとしている会社であれば、逆に危ないと思っています。
50歳近くになってくると、転職することが良いのか、いろいろ単純な話だけでは無くなると思うので、慎重に考えた方が良いと思う。
転職を無理にする必要も無いし、した方が良い場合もあるだろうし、人それぞれです。