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【名作映画】ゴッドファーザーPartⅢ 個人見解にて解説 (ネタバレ有り)

私は映画が好きで、今までも数多くの映画を見てきていますが、その中でも、「ゴッドファーザー」シリーズが大好きです。

今回は、3作目にフォーカスをあてての記事を起こしてみました。

 

映画情報

公開年 1990年
監督 フランシス・フォード・コッポラ
出演 アル・パチーノ、ダイアン・キートン、アンディ・ガルシア

 

あらすじ

舞台は1979年のニューヨーク。

コルレオーネファミリーのドンとなったマイケルは、父の名を取った「ヴィトー・コルレオーネ財団」の名の下、「シシリー復興資金」と言う名目で寄付を行う。

それがもとで、バチカンより叙勲され、ギルディ大司教との良い関係をとなる。

今まで裏の社会で生きて来たが、これを機に合法的な表の社会でやっていきたいと決意をする。

そんな中、ギルディ大司教は、横領による損失金を抱えることとなり、マイケルは投資会社「インターナショナル・インモビリアーレ」の株の25%の取得し、経営権を得ることで、合法ビジネスへの路線変更を試みる。

マイケルの甥にあたるヴィンセント(ソニーの息子)が、ジョーイ・ザザと対立をする。

マイケルは、その対立を和らげようとするが、ジョーイ・ザザは、マイケルを含め友好あるファミリーの幹部たちに敵意を抱き、ホテルでの交友会でヘリコプターからの銃撃をする。

マイケルはヴィンセントに助けられたが、交友会に参加していた幹部たちは銃殺されてしまう。

これはジョーイ・ザザだけの独断ではなく、バチカンとの関係を持つドン・アルトベロが関わっていた。

ヴィンセントは、先日の銃撃の件もあり、ジョーイ・ザザを暗殺する。

また、マイケルの娘メアリーと恋仲になっていく。

糖尿病を発症したマイケルだが、ヴィンセントに、ドン・アルトベロの下へ行かせ、情報を探らせる。

そこで、この件の裏には、ドン・ルケージがいるという事を突き止める。

ルケージとアルトベロは邪魔となるマイケルを殺害を企て、殺し屋のモスカに依頼する。

その頃、息子アンソニーのオペラデビューを観劇するためにマイケルをはじめ一族の者が集まる。

マイケルはゴッドファーザーとしての立場をヴィンセントに譲り引退する。

ヴィンセントは「メアリーをあきらめる」というマイケルの条件をのみ、ゴッドファーザーとなる。

そして、ルケージ、アルトベロ、ギルディの殺害を指示する。

マイケル達一家はアンソニーのオペラを見に行くのだが、マイケルを殺害しようと殺し屋が雇われた情報を得たヴィンセントは、マイケルの警備にあたる。

ヴィンセントが送り込んだ刺客により、ルケージ、ギルディは殺され、アルトベロの命も奪うが、オペラ劇場内に侵入したモスカに警備の部下が殺されていく。

オペラが終わり、劇場を後にしようとしたマイケルをモスカが銃撃する。

その場で、ヴィンセントにモスカは射殺されるが、マイケルも撃たれ、しかも弾は貫通し、メアリーに直撃していた。

マイケルは、その場で絶叫する。

その後、時は過ぎ、孤独に死んでいく。

 

見どころ

・マイケルが貫禄ついてゴッドファーザーに相応しくなっている
・血の気の多いヴィンセントがだんだんとクールになっていく
・ジョーイ・ザザ
・オペラ観劇後のシーン

 

好きな理由

下記の理由です。

 

①今回は貫禄のついたマイケルがかっこいい

糖尿病を患っていると言う状況ではあるが、経験を持つ力強さを感じられる。

また、自分の弱さをさらけ出す場面もある。

神父に懺悔をするシーンが記憶に残っているが、パート2を見た時のマイケルの冷徹さが、このパート3を見る事によって、後悔していたのかと言うのがわかる。

前作の非情さが、今回の作品にはあまり見られなく、それも少し後悔したかのように、表社会でやっていく想いが込められている感じがしますね。

 

②父親ソニーゆずりの血の気の多さがありつつもクールになっていくヴィンセント

ジョーイ・ザザの耳に噛みつくところとか、自宅に覆面2人組が襲ってきた時とか、ヴィンセントの豪快かつ、血の気の多いところが伺えます。

途中、マイケルの娘と恋をするが、マイケルの後を継ぐ選択をし、気持ちはあっても振り切っていく漢気がありました。

 

③ジョーイ・ザザ

この映画で出て来た人物で、序盤はなかなか見せ場を作ってくれてます。

インテリぶっているところや堂々としているところは個人的には良かった。

ヴィンセントに射殺されますが、逃げる時の走り方が個人的には更にGood!

 

④オペラ観劇後のシーン

これは、いつ見てもそうなのですが、泣けるのです・・・

アル・パチーノの演技力と言いましょうか。

娘を大事に思っていて、裏の社会で生き抜いてきた非情の人間と思われていた強い者が、絶叫するシーンです。

その後の、空虚感が伝わる最後までの静かなクライマックスへの流れも個人的には好きです。

 

3部作全てを見て

1,2,3それぞれ見て、やはり1と2は個人的には物凄く大好きな神映画です。

3に関しては、2から16年後に公開された映画なんですよね。

作品としては、3も好きではありますが、1と2に比べると、どうしても少し劣る感は個人的にあります。

ただ、最後のアル・パチーノのシーンは素晴らしかった。

 

なお、ゴッドファーザーの1作目、2作目の記事も記載していますので、もしよろしかったら見てください。

ゴッドファーザーについて

 

ゴッドファーザー PartⅡについて

 

 

 

 

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