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【中東方面旅行】深夜特急のような旅にはならなかったが、自分だけの旅を満喫してきた話

今回は、学生の頃に読んで非常に感銘を受けた本の紹介をします。

旅好きには定番かもしれませんが、私の大好きな本の1つです。

 

そして、自分なりに、学生時代に旅した国の、思い出の写真を一部公開。(レトロ画質すいません)

 

更に、旅の中で出会った人との思い出など記載してみたいと思います。

(これ、若い時にスマホ持って、ブログ書けたら最高だったろうな・・・と思えますね。)

 

 

 

旅好きな方への超お薦め本 & DVD

あまりにも有名になり、ドキュメンタリードラマとしても放映されたシリーズです。

沢木耕太郎さんの(紀行)小説です。

 

元々は、産経新聞に連載されていたもので、途中から新潮社によって刊行されたもの。

新潮文庫より、6冊に分けて文庫本として出版されました。

 

また、DVD化もしており、主人公である沢木耕太郎さんの役を大沢たかおさんが演じたドキュメンタリードラマ(3巻)があります。

 

旅が好きな方は見ているかもしれない作品ですが、昔を思い出し記事にしてみました。

 

下記、深夜特急の文庫本ですね。

一応、リンクは貼っておきますが、おそらく古本屋にでも行けば、出会えるかもしれませんね。

でも、私は大好きな本なので、一応紹介しておきます。

 

 

 

【文庫本】深夜特急

全6巻でしたね。旅好きの方はどうぞ。

 

深夜特急 1 /新潮社/沢木耕太郎

深夜特急 2 /新潮社/沢木耕太郎

深夜特急 3 /新潮社/沢木耕太郎

深夜特急 4 /新潮社/沢木耕太郎

深夜特急 5 /新潮社/沢木耕太郎

深夜特急 6 /新潮社/沢木耕太郎

 

高校時代に読んで、深く感銘を受けたんですよね。

 

どんな旅にしても、自由きままな旅っていうのも結構いいのでは?と思ったんです。

それが、例え日本国内でもね。

 

この時の作者が仲間と意味の無いかけをするシーンがありますが、何となくこの意味の無いカケ、自分らも形は違えどやっていたな~と。

 

当時の自分も、何となく冒険心のようなものって、やはりどこかに持っていました。

 

でも、働かないといけない、好きな人を支えていけない、今後の家族を養っていけない、いろいろ葛藤もありながら考えていた頃でしたね。

その辺については、また語る内容が変わってくるので別記事にて書くかもしれません。

 

 

劇的紀行 深夜特急 【DVD】

こちらがDVDです。

沢木耕太郎役の大沢たかおさんがまたかっこ良くてですね。 これはこれで、憧れのようなものは抱きましたね。

 

 

 

深夜特急では無いですが、私も旅してきましたよ。。。w

私が旅した国

実際、自分が選んだ国はエジプトとイスラエル、ヨルダンです。

当時の写真も含めて記載していきます。(画像がスキャナー取り込みで汚いのはお許しください)

当時でも、パレスチナ自治区での緊張は高まっていたし、自分が旅から帰国した1週間後にエジプトのカイロで爆弾テロ事件もあった時期でした。

 

よくそんな状況で行ったと思いますよ。ほんと。

なぜ、中東にしたのか。

他にも行きたい国はありました。

 

トルコ、シリア、レバノンあたりも本当は行きたかったんですけどね。

その時シリアは入れませんでした。

旅路の計画、予算、航空状況など考慮した上で、行きはカイロに入り、帰りはアンマンから帰る事を想定していきました。

 

ある程度、観光も含め、予算的にも期間的にも許されるプランが、上記の3国に決定した大きな理由ですね。

途中でイスラエルに寄って、最後はアンマンから帰国しよ~って思ったんですね。

 

国が決まったなら、その中で行ってみたいところはもちろんチェックしました。

エジプトのピラミッドやスフィンクス、その他遺跡系、イスラエルはやはりエルサレム、ヨルダンに関しては、死海とペトラ遺跡。

やはり折角行くんだから、見ておきたいスポットのいくつかはチェック。

でも、基本は自由で。

 

これらは抑えつつ、旅路での楽しみを味わいながら、カタコトの英語とジェスチャーで挑んできました。これ、インディ・ジョーンズで出たヤツですね。

何だかんだ、コミュニケーションはとれるもんなんですよね。

食べ物が途中で飽きてきますね。

でも、まあ食べれるものなので、どうとでもなると思います。

エジプトでは、とにかく豆料理が多かった。

 

 

途中、お腹の調子も悪くしましたし、食文化の違いはありましたが、それも経験ですからね。

ピーッ・ゴロゴロになっちゃいますね。日本人は。w

まあ、それも慣れていくのですが。。。

 

この旅は、当時の状況から、一旦逃亡したい気持ちが強くなり、実行に踏み切りました。

 

当時の将来への不安、当時の学校での成績、恋人との別れ、うまく行かない事が目立ってきてしまい、何もかもが嫌になってきて、普段と違うことをしたかったのかなぁ。

 

結果論ですが、旅には行って正解でした。

無理矢理行くまで、やけくそですが早く逃げたかった気持ちもあって。

(小さくてわからないよね)

 

 

その旅でも、いろいろな出会いがありました。

これも、やはり旅の醍醐味ですよね。印象に残る人と会えて良かったです。

 

 

いろんな人と出会える

この旅をしていて私にとって、心に残った出会いとしていくつかあげようと思いますが、その前に私の訪れた3国での人々の印象についてから軽く解説します。

 

もちろん、私が接したのは一部の方なので、一概には言えないでしょうが、それでも、私自身が感じた内容をそのまま記載していきます。

 

何気に親切な人も多いと感じたのは、イスラエル系の人達。

やけに馴れ馴れしいのは、エジプトでしたw。近づいて来るのは、正直、油断できないです。

ヨルダンは思ったより堅いイメージでした。でも、気難しそうに見えて実は優しいと言った印象が強かったですね。

 

 

エジプトではスリにあいましたしね。

日本人だとわかると、メチャクチャフレンドリーに話かけてくるヤツもチラホラ。

カモなんでしょうね。

お金も持っているだろうから・・・って。

 

ボッタクリもしょっちゅうだし、価格交渉は面倒だけど常にやっている状況になる。

 

最初は、どれだけ安く買えるかとか、先日購入した時より安く買えるかなども思ったり、こちらも試行錯誤しながら、価格交渉したりしてました。

まず、金額は下がるのでww

 

でも、途中で、本当にめんどくさくなっちゃってね。

本当に必要なもの以外は、基本買わないようにしてました。

 

そして旅をしていると、時に、日本人にも会うんですよね。

 

基本、気さくな方が多く、異国で声をかけてもらえるだけでも少し嬉しくなってしまうのですが、エジプトの市場で昼食をとってた時に、日本のかわいい女の子に声かけられたのが印象に残ってます。

 

ちょこっと食事しながら、少しお話することに。。。(エヘヘ、お馬鹿さんw)

 

自分と同じ大学生で、就職をしたくなくて、何かしたいことがみつかるかもしれないということで、興味のあったエジプトに来たと言ってましたね。

 

まあ、いろいろ話はして、自分の話せる、置かれた状況など話して、意見も聞いたりしましたね。

死ぬわけじゃないじゃんと言う言葉が記憶に残ってますね。

 

まあ、確かに。。。

 

自分は、多分就職をするかもしれないと思っていましたが、確かにエジプトなど、外国に行ったことで、会社で働く事だけが全てでは無いとも思えてはきたんですよね。

 

いろんな生き方があるから。

 

そこで、少し話は盛り上がっていって、一段階ハードルがあがる会話に入って行きました。。。

これね。当時の学生だった頃、結構考えさせられたことなんですけどね。

 

 

かわいそうだとか思わせるそぶりもなく、あっけらかんとそれを語った彼女を見て、何とも言えぬ、衝撃を密かに受けたんですよね。

 

 

何というか、とてつもなく強くも感じたのですが、ちょっと考えさせられ、だからこそ記憶に残っているんでしょうけど。。。

 

 

この後、エジプトでしばらく過ごしたら、日本へ帰ると言う。

日本に戻ってからまた会いましょうと言う約束はしたんですけどね。

連絡先を交換したものの、結局連絡し合う事は無かったですね。

寂しい話ですが。。。

 

 

もう1つの印象的な出会いは、スペインから来たと言う女の子。

ヨルダンのアカバ付近のバス停からの出会いでしたね。

 

基本、自分から調子よく話かけるタイプではないので、正直リードされる立場の自分でした。

20代前半、そうですね。恥ずかしい事に、グイグイ行けない部類の人間でした。

 

あまりうまくしゃべれない自分に、リードしてきてくれる感じで、今思っても情けないけどね。

外国の方(スペインだから?情熱)は、このあたりすごく積極的と言う感じがしましたね。

 

 

結構、街から外れると、店も少ないし、そもそも建物自体減ってきます。

結局、安いホテルを見つけ、食事もしながら、かたことの英語とジェスチャー、紙とペンも使ったりしながら楽しく話せたんですよね。

お酒飲みながら。(これは、注意してね。弱い人は特に!w)

この写真は、肉眼で見た時は、本当に綺麗だったんです。鳥肌立つほど。

これ以上はちょっと語りませんが、その時その時の思い出って淡く心に残るものですよね。

 

とまあ、いろんな出会いも、ちょこちょこあるのが旅ですよ。

 

本当は、ここに話した子と一緒に撮った写真もあったんです。

ですが、諸事情でね。。。仕方ないけど、悲しいな。

記憶が頼りの状態になっております。。。

 

まあ、とは言え、

あの頃に、やはり行っておいて良かったんだろうなと思います。

自分の中では、いい感じに甘いメモリアルになってますからね。

 

当時の写真もいくつかアップできたし、良しとしよう。

 

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