最近、IoTと言う言葉が出てきているけど、そもそもIoTって何だろう?
そのような方に、もう一度簡単に説明できればと思います。
IoTとは
IoT(Internet of Things)は、モノのインターネットと言われています。
これはどういうものかと言うと、モノがインターネットへ接続できること。
例えば、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの電化製品や車などがインターネットに接続される。
外出先から、スマホを利用して、スイッチを入れたり操作ができるようになると言う物は、今までもあったと思うが、物が直接インターネットに向けて情報を発信する。
大きくは、「モノ」がインターネットに接続されることを言うが、ここ最近で出てきている定義は、人を介在しないでインターネットへつながっているモノの事を言うようです。
歴史的な話
これは、十数年前に出てきた「ユビキタス」という言葉と似ている。
当時、IPv6を利用して、モノに対しIPv6アドレスを割り振りセンサーへの接続を考えられていた。
「センサーネットワーク」と言うキーワードも一時盛んに出て、どこまで普及するのだろうと思っていたが、結局そこまで爆発的な動きには至らなかった。
IPv6が思った以上に、展開されなかったですかね。
利用される場面
企業では、まずどういうところで使われるのかと言うと、工場などで、監視カメラや温度計などが直接ネットワークへ接続が可能になる。
その機器で取得するデータを利用することが可能。データを集め、それをAIでIoT機器のデータを分析し自動で行えるようになっていくのでしょう。
典型的な1つのパターンが、IoTデバイスからデータを収集して、分析する。
健康管理のスマートウォッチなどで、対応や血圧、睡眠時間、体重、心拍数、歩数などを管理していくようなことで使われていくでしょう。
ここで関連するキーワードは、「スマートファクトリー」ですかね。
工場で生産したものを倉庫などに運びだす物流分野でもIoTの利用は行われます。
Amazonが力を入れたといわれる物流分野は、表に出ている情報だけでも先端を行っています。
ドローンでの配送などにもあてはまる技術ですよね。
その他、Xtech と言われる、様々な分野でIoTは必須なものとなっていきます。
例えば、平常温度が25度で保つ部屋に、その温度を超えたらアラートを出す、30度超えたら異常を連絡するなど、データの情報などから異常値を検知するなどは、まさに得意分野のわけです。
ビニールハウスなどにそのような機器を入れると可能になります。
例えば、ペットの首輪に機器をつけることで、どのような場所にいるのかを把握できます。ウェアラブル機器を子供につけて、どこにいるかを把握できるようになります。
見守り携帯ではなく、見守りウェアラブル機器(例えばブレスレットとかペンダント)などが出てくるのではないでしょうか。
セキュリティが心配
家のエアコンやDVD録画、風呂の湯沸かしなどが、外出先から操作できるようになっていく。
声に反応して、部屋の電気をつけたり、ひと声で音を出したりできてきてますよね。
これも便利と言えば便利ではあるが、そこまで本当に必要か?と言う思いもある。
外出先からの録画は、現時点でもできるし、家に帰ってきてからエアコン入れるでも十分な気がしてならない。
セキュリティなどの問題の方が、遥かに怖いと思ってしまう自分がいる。
現時点ではそう思う部分もありますが、ただ、それらが、当たり前になってしまう時代が来ます。
それらが当たり前になると、不安にある通り、セキュリティの問題はつきまとうわけです。
24時間、インターネットに接続されている状況で、狙われる要素が非常に多くなってくるわけですね。
これからの世界、本当にセキュリティは非常に重要になってくると思います。
関連する技術
IoTと関連する技術キーワードに、「5G」、「クラウド」、「AI」、「ビッグデータ」などがある。
それらの基盤と合わせて力を発揮するわけです。
ユビキタスと言うキーワードが騒がれた時から、「センサー」に注目されていました。
監視カメラなどが一番わかりやすいかもしれません。
留守中の家に、いるはずの無い人がセンサーにより検知であったり、鍵が開けられたとか、スプリンクラーが作動したとか、そのあたりの物が、インターネットに情報を発信できるようになる。
その他関連する技術は、下記を参考にしてください。
まとめ
今後、間違いなく増えていくIoT機器です。
5G やクラウド、AI、ビッグデータと合わせて利用される技術です。
自宅にある機器も、今後は、インターネットに接続されるモノが徐々に増えていくと思います。
IPを持ってインターネット接続され使えるものがどんどん増えていくと思います。
パソコンやスマホ以外にも、ゲーム機器やウェアラブル機器、センサー機器などが利用されていっています。
家電などもIPでつながっていく。
車などにも利用されていくことが考えられ、開発が進んでいるようですよね。
ドローンなどもそうでしょうし、いろんなものが自動で扱えるようになってくるのでしょう。
それと同時にセキュリティの重要さは増していき、備える必要がありますね。。。。。。